地理情報論研究・演習

森 洋久
大学院 前期 火曜日3,4限 L263
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講義の様子
文学部学部の授業「地理情報学」と大学院の授業「地理情報論研究・演習」について、スタートは同一のカリキュラムで行っていくことを計画している。文学部において情報技術の知識を取り立てて必要とすることは無かったであろうということを鑑み、学部、大学院に関わらず基本的に初心者であると考えた。この授業では地理学において文系と隣接する部分において、情報系の重要な概念を習得することを目標としている。本格的なプログラミングなどの情報系の専門性を要求するようなことは要求しない。

大学院の授業は、講義と演習の週2時間あるのに対して、学部は1時間である。このためどうしても授業の進み具合は異なってくるであろう。そのへんの進行状況も十分に考慮する。学部「地理情報学」の授業では、おおよそ第一回目講義、第二回目演習のような形ですすむであろう。実際は、講義の分量が少なかったら後半演習などといった変則的な場合もあり得る。

なお、地理情報論研究・演習においては、講義(3限)と演習(4限)とセットであり、どちらか一方だけを受講することは許さない。

本講義、演習では、昭和17年の大阪市の航空写真をつなぎ合わせ、一枚にして、ウェブ・インターネットで閲覧できるようにする。ちょうどgoogleマップ航空写真の昭和17年大阪版のようなものである。航空写真はおよそ3000枚ある。このなかの大阪の中心部分、大阪城周辺あたりを最初のターゲットとしよう。

講義・演習の目的1:オルソ化技術触れる

現在多くの日本の地図は航空写真や衛星写真から作る。写真を平面化し、地図化(図化)する作業にオルソ化という技術があるが、この技術の一端に触れることができる。

講義・演習の目的2:古い航空写真に歴史的な価値を見いだす

しかしながら、我々がターゲットとする地図は昭和17年という、航空写真としても珍しい歴史的なものである。このような歴史的な航空写真を網羅的につなぎ合わせたグループはいまだかつてないのではないか。つまりこの講義・演習がほぼ初めてでは?この作業を通して、戦時中(空襲前)の大阪を知り得ることができ、都市文化研究にとっても、文系の諸君にとっても貴重な体験となることであろう。

講義・演習の目的3:様々なコンピュータ技術を習得する

作業には森研究室で開発中のGLOBALBASEアーキテクチャをはじめとした様々なコンピュータソフトウエアを駆使する。こういった作業のなかで、illustratorやphotoshop、excelなど基本的なソフトウエアの使い方を学ぶ。また、講義では、オルソ化において必要な事項を具体的な例としてコンピュータの基本的な原理や考え方について講義していく。

私も初めて行う、オルソ化授業であり、どうなるやら。試行錯誤は覚悟しておいてください。

第二講

  1. レクチャーB-1 手元の道具を確かめよう
  2. レクチャーB-1 PuTTY WinSCPを使ってみよう
  3. レクチャーA-1 COSMOSで地図探検

第三講

  1. レクチャーA-2 座標変換ドリル
  2. レクチャーA-3 オルソ化戦略会議

第四講

  1. レクチャーA-3 オルソ化戦略会議つづき
四回目の作業について、結構皆さん楽しんだようです。模造紙に貼った梅田周辺航空写真を教室の壁にかけてあります。作業風景も写真に撮ったので、準備でき次第このページにアップします。

第五講

  1. レクチャーA-4 対応点を採る。理論

第六講

  1. レクチャーA-4 対応点を採る。理論 つづき

第七講

  1. GLOBALBASE のしくみ
  2. COSMOS の操作方法

第八講

  1. 前回の復習
  2. レクチャーA-6 対応点を採る。実践

第九〜十一講

  1. レクチャーA-6 対応点を採る。実践